コッチは、日本の伝統的な天然塗料「柿渋」を使っています。

柿 渋

先人の知恵の結晶・柿渋

赤く色づいた実をつけた柿の木―。日本の懐かしい原風景のひとつです。
柿は「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い果物ですが、もうひとつの顔があります。それが「柿渋」です。
柿渋は、青いうちに収穫した渋柿を搾り、発酵・熟成させてつくる液体で、日本では伝統的に木や和紙の塗料、布地の染料、あるいは民間薬として活用されてきました。昔の人々は、柿渋に防腐・防水・防虫・抗菌などの効能があることを経験知として知っていたのです。
文字通り渋い茶色は、主成分であるカキタンニンが酸化して発色したものです。近年は研究が進んでカキタンニンの多彩な効能が明らかになり、除菌・消臭剤などにも応用されています。

使い込むほどに奥行きのある色に

現在、木製品の塗料としては、使い勝手のいい合成樹脂塗料が主流になっていますが、コッチは人と環境への優しさという視点から柿渋を選びました。自然の恵み、発酵の力、人間の知恵がぎゅっと詰まった柿渋には、他にない魅力があります。
従来の柿渋は独特のにおいが欠点でしたが、コッチが使っているのは特殊製法で精製した無臭の柿渋です。
木自体の経年変化と柿渋の経年変化が合わさって、使い込むほどに奥行きのある色に変化します。

PAGE TOP