蜜蝋とは

「蜜蝋」は英語でbeeswax。
蜜蝋はミツバチが作り出すワックスであり、
以下の成分からできています。

・ワックスエステル(ろう):70%程度
・アルコール
・炭化水素
・脂肪酸

蜜蝋は、産生するミツバチの種によって成分の比率が少し異なりますが、ワックスエステルが概ね70%前後をしめています。
ワックスエステルは人間の皮脂のなかにもあり、保湿力に優れた油脂。
肌になじみやすく、保湿力にすぐれています。
そのため、蜜蝋は化粧品の原料としても広く使われています。

蜜蝋が人に使われた歴史としては、
エジプト王朝時代の紀元前4200年頃に
ミイラの保存に使われていた記録があります。
また紀元前100年頃には、
亜麻の撚糸に蜜蝋などを加えたものが、
灯明として使われていました。
そして5〜15世紀ごろには通貨として使われたこともあったようです。
火にかけると溶けてしまう通貨ですが、
ミツバチが作り出す天然のろうは
現在の金銀に匹敵するほど貴重なものでした。

養蜂業が発達してから、
蜜蝋は多くの工業製品に用いられるようになりました。
特に化粧品においては天然の乳化剤として注目され、
最近では油性原料のひとつとして活用されています。

・生活雑貨 ・・・ ワックス、キャンドル
・化粧品 ・・・ クリーム、乳液、リップクリームなど
・医薬品 ・・・ ソフトカプセル、塗り薬などの基材
・文房具 ・・・ クレヨン、鉛筆
・食品製造の型
・工業用の油材 ・・・ 繊維油材、高分子樹脂滑剤
こうして身近なものに沢山使われている蜜蝋は、
巣からはちみつを採取したあと、
巣を加熱して溶かすことで取り出します。

 

原材料のこだわり

木tchで使用しています蜜蝋は、
富山県にあります、尾山製材さんで製作されています。
一つ一つ手作業にこだわって製造されていて、
欧州工業規格「EN71-3」という
「乾いた後に14歳未満の子供がなめても安全」という試験も
パスしています。

実際には、
蜜蝋と油(ナタネ油、亜麻仁油、椿油、ヒバ油を配合したもの)を
配合されたものを使用しています。
(※下記に詳細を転載させていただきます。)

 

菜種油:

富山県下新川郡で栽培した菜の花の種を圧搾法で一番搾りの食用品質の菜種油であります。菜種油は半乾性油で防腐・防虫に優れた油です。半乾性油:乾性油に準じた目的で使用し通気性を保つ塗膜を形成します。

 

亜麻仁油:

種子:カナダ産 製油:日本 (工業用)亜麻仁油は乾性油で表面に膜をはり撥水性に優れた油です。乾性油 :木に浸透し樹脂化することで木の補強、防水、耐汚染、美化をする。

 

オセアニア産蜜蝋:

通常、巣素にパラフィンが使われており蜜蝋の精製過程でパラフィンが混入する場合がありますが、パラフィンの混入がないように厳選した蜜蝋を精製しており品質自体もとても粘りのあり高品質の蜜蝋です。みつろうには保湿・柔軟作用があり、目が細かく粘りが強くワックスクリームには最適なものです。とっても香りの良い未精製・無漂白です。

 

椿油:

種子:中国産 製油:日本(食用・化粧品品質)椿油は、主要成分脂肪酸はオレイン酸で含有量は80~90%、リノール酸を2~6%、飽和脂肪酸を10%程度含んでいる。リノール酸の含有量が少ないから、自動酸化しにくいです。ヒトの皮膚に似た脂肪酸形成を持つ油であります。

 

ヒバ油:

青森ヒバの木部を原料に水蒸気蒸留法で抽出した精油。ヒバ油に含まれるヒノキチオールにより抗菌力に優れ・防虫・防ダニ・防カビに効果が消臭効果がありヒバ油の香りにより精神安定効果があります。