クルミの特徴

クルミ(胡桃、山胡桃、英: Walnut、Black walnut、学名:Juglans)は、
クルミ科クルミ属の落葉高木の総称です。
木材としてはウォールナット。

原産地はヨーロッパ南西部からアジア西部とされ、
北半球の温帯地域に広く分布します。
樹高は8mから20m。
日本に自生している胡桃の大半はオニグルミで、
核はゴツゴツとして非常に硬く、仁が取り出しにくい。
なおクルミとして利用されるのは
クルミ属の植物の一部。

space
クルミの材質

辺材は灰白色。
心材はくすんだ淡い褐色~黄褐色。(淡い紫色の場合もあり)
辺心材の境目は明瞭です。
木理は交錯。肌目やや粗い。独特の光沢をもつ。
軽軟で加工性がよい。
割れや狂いが少なく靱性も高い材質です。

space
木材の特性

木材としては、
日本国内でも「ウォールナット」という名称で扱われます。
北アメリカやカナダで産出され、
チークやマホガニーと共に世界三大銘木の一つに数えられます。
1660年から1720年にかけ、
ヨーロッパ市場ではイギリスデザインや
ウォールナット種の製品が大きな人気を博し、
ヨーロッパ家具の歴史では「ウォールナットの時代」と呼ばれるほど持て囃されました。

木質は重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあり、
狂いが少なく加工性や着色性も良いという特性を持っています。
落ち着いた色合いと重厚な木目から、
高級家具材や工芸材に用いられ、
アメリカ合衆国大統領の指揮台や
アメリカ合衆国最高裁判所のベンチに使用されるほか、
耐衝撃性の強さを生かしてライフルの銃床にも使用されました。
また、チップは薫製づくりの際のスモークチップとしても用いられます。

以上ような需要の高さから
持続的な伐採が行われた結果、資源が枯渇ぎみで、
現代ではクルミ材は高級木材となっています。